壁の言の葉

unlucky hero your key


 予定されていた仕事が中止になったので、一日部屋ですごす。
 おカネも無いので久方ぶりにウォーキングを敢行。
 街道沿いの一時間コース。
 復路はかる〜いジョギングにかえた。
 速さではなく、じっくりと汗をかくための江川っぽい走りで。
 とことこ、と。
 普段、現場まで何時間も自転車をこいでいるが、それとはまったく違う筋肉を使うらしく、身体がうろたえていたのが新鮮。
 気持ちいい。


 ちょこっと九龍風水傳すすめて。
 小説もちょっこちょこっと読み進めて。
 これから映画でも観ようかと、そういう算段でネットをちらほら眺めていたらこんな記事が。




慰安婦問題:「日本人を代表して謝罪します」日本人女性1200人が韓国各地で謝罪
  
 

 ほんまかい、と耳を疑う話である。
 勝手に代表してるぞ。おい。
 なでしこJAPANも、こいつらも、同じ『代表』かと思うと。どうよ。


 おいおいと。


 むろん裏がありそうな話ではある。
 んが、これが本当に日本の女たちなのだとしたら、哀しいね。
 たしかに率先して謝れば丸く収まるという価値観は、日本人らしいよ。
 その価値観を共有する文化圏の中でのことならば、すがすがしいよ。
 けれど海外でそれ通じないから。
 とりわけ中国や韓国では通じないから。絶対に。
 誤りを認めれば仲直りして対等関係に、とはいかないんだなこれが。
 末代まで奴隷である。
 墓石にまで唾を吐くひとたちだもの。
 一切はすでに賠償・解決済みであるにもかかわらず、いまもって何度も何度も何十年でも蒸し返すのだ。
 

 それよりなにより、なるほど、知らないってのは悲劇だねえ。
 言われたまんまに信じちゃうんだもの。
 これを平和ボケと呼ばずに何とする。
 これから先、彼の地で生活しつづけるにはああするのが楽なんでしょうな。
 反日法なんていう事後法が公然とまかりとおる、つまり言論の自由がゆるされない国で、この問題に目覚めちゃったわけです。彼女たちは。
 で、楽な方へ流れるのが人のサガならば、彼の地では反日こそがその楽な方なのですよ。
 あとは考えなくていいんだもの。
 検証しなくていいんだもの。
 これは厄介だぞお。
 わけわからん宗教にハマっちゃったようなもんだ。
 代々引き継いできた財産をひとりの馬鹿息子がぜーんぶお布施しちまうようなもんだ。
 たしか中国でも似たような活動している日本人女性がいますな。
 彼女は元NHKだったか。現地では有名らしいけれど。
 で、こういう活動てのは、身代わりの贖罪というなんちゃって正義感からくるわけで。
 悲劇のカタルシスなのよねえ。
 きもちいいんだ。
 ハマっちゃうんだ。






 英霊たちが命がけで守ったものが、今日もこうして……。
 



 

 くそったれ。
 どんどんつまんねえ国になっていく。





 ☾☀闇生☆☽