これはあれか?
イジメか?
てな具合に、先輩に丸一日しぼられちゃった闇生である。
しかもオネエ風に、ネチネチっとね。
それはさながら二丁目のショーパブの控室で、ママにコンコンとなじられる新人チャンの図なのであった。
ありがちな風景でしょ。
ドキュメント番組なんかで。
ほかでもない、バイト先のケーピの現場でのことでござるよ。
でもまあ、よしと。
そこはやはり双方とも大人だし。
最後に、
「今日一日キツイ言い方ですいませんでしたね」
なんてカッチリとした笑顔のフォローがあって、
勉強になりました! と。
でもって、あざーす! と。
そりゃあ反論は山ほどあったさ。
指摘のピントも七割がた、ずれていた。
んが、
有無も言わさぬ相手の性格をふまえればだ、
そんな自己正当化を押したところで個人的に溜飲を下げるだけである。
こじれるし。
あまり意味はない。
浴びせられた指摘を選りすぐって、使えるものをちゃっかりといただけばよい。
こらえたぜい。
帰り道。
エリカ・バドゥにとろける。
今日も音楽があって、良かったね。
☾☀闇生☆☽