『すべらない話』でウケタ話を、後日会社で再現されることくらい退屈な話はない。
それが上司だったりするとなおのこと、つらいわけで。
しかもこの手合いは大概往生際が悪く…。
「ちがうんだよなあ。これがほっしゃんのしゃべり方でやると、おもしろいんだよなあ」
てか、腐っても鯛とまでは言わないが、連中、プロですから。
それで食ってますから。
エディ・マーフィーのトークライヴのビデオでも、そんな輩をこきおろしてたっけ。
スタンダップコメディアンのライヴを観た翌日に、必ずそれを職場で披露するやつの寒さをさ。
話術の技量云々以前に、ネタ自体がうろ覚えだわ。話が前後するわ。話しながら自分でウケちゃったりして。
挙句の果てにこれだ。
「んじゃ、今度は俺のすべらない話ですけどお」
おいおいおいおい。
ハードルどこまで上げるつもりよん。
こわいこわいこわいこわい。
リアクションに困るっつの。
もおね、
聞きながらはっきりとこっちは状態異常にかかっちゃってんのね。
POISONでも、PARALYZEでもなく。
そう、作り笑い。
刻々とHP削られてく。
誰か万能薬投げて〜。
年末にまた、そういう光景があちこちで…。
☾☀闇生☆☽
去年、さいたまアリーナでやったRadioheadのライヴ映像を、同僚に観せていただいた。
実は初めてなのね、連中の演奏を観るのは。
使い古された感のあるロックバンドという形態。
その新たな可能性に果敢にも取り組み続けている姿勢が、美しい。
うまいし。
柔軟で、良く張った思考をしているのだろうな。
きっと。