壁の言の葉

unlucky hero your key

 この一年、しんどかったぞ。
 特に今月め。
 師走のあんちくしょうだ。
 ともかくも書いてるときは、忘れていられると高をくくってはいたのだが。
 あにはからんや
 書いては削除、
 書いては削除しているうちに、ついには感受性がフリーズしてしまったのであーる。


 でもって押しまくられて茫然自失ときたもんだ。
 おっとっとと土俵際でのけぞっていたのだが、なんとかかわして、はあ、こりゃこりゃと。
 おしりぺんぺんと。
 何の解決もないが、とりあえずは、ごっつぁんです。

 
 とまあ、
 そんなヘナチョコ風情のなけなしの言葉が、この壁の言の葉である。
 このなけなしは、なけなしなりに、この一年間精いっぱい綴ってはみたものの。
 さて、どれだけあなたに届いたのかは、さっぱりだ。
 笑ってもらえたか、あるいは嘲笑されていただけなのか。
 すこしは読み手の神経をさかなでるなり、優越感を抱かせるなり、あるいは慰めることができたのなら、なけなしのひり出し甲斐もあったというものだが。
 チン毛の先ほどもあなたの胸を引っかくことができなかったというのなら、残念至極だぞい。
 そもそもつまらない人間に、面白いものなど書けるはずもない。と諦めるほかない。

 
 こだますら返らない夜の森の底でひとり。

 
 それでも、来年も書く、、、と思う。
 だもんだから、 
 検索のいたずらか、偶然でここへ来てしまった人、
 買いかぶって、不覚にもまた来てしまった方々、
 でもってうっかり精読してしまった方などにはとくに。
 お悔やみ申し上げます。
 その優しさに、たっぷりとつけ込まさせていただいた。


 そんなこんなで、
 ここ壁の言の葉に直接かすったお人にも、
 そうでないかたにも、ひとしきり感謝と。
 いまさら言われても、なんなんだろうが、


 そこは強く、感謝と。


 で、
 なんだ、
 なんつーか、
 まあ、あれだ、
 よいお歳をと。
 これにつきるね。
 んでもって、笑っちゃおうぜ。






 ☾☀闇生☆☽


 ICE。
 特にSoul of joyと、
 Echoesと、
 Spiritには、何度も何度も救われたなあ。
 それはもう、心底、救い上げられた。
 なるほど、
 曲は残るね。
 で、生きる。
 音楽を聴くときに触れるボタンの『再・生』とは、そういうことだ。
 遺志を継いだメンバー、スタッフの来年の活躍に、期待っ。