壁の言の葉

unlucky hero your key

 ちょっとまえに地上波で見かけた映画。
 キアヌ・リーブス主演の『コンスタンティン』。
 そのとき闇生が見かけたのは、クライマックスのみだった。
 事情は知らぬが、大天使ガブリエルにキアヌが踏みつけられていた。
 そのガブリエルの中性的たたずまいがずっと気になっていて、こないだ、DVDで買ったのだ。
 演じるのは女優さんなのだが、豊かなお乳をさらしのようなコスチュームで抑え込んでいたね。
 でもって素足でキアヌの顔付近を凌辱しなさるのよ。
 うりゃうりゃと。
 前半には、スーツ姿もお披露目して、なかなかでございました。

 
 天使だとか、
 如来だとか、
 ああいった存在は、生臭いといけませんな。
 女くさくても、野郎くさくても。
 

 
 全編に嫌煙キャンペーンが盛り込んであって、これは嫌煙全体主義のパロディかと思ったほど。
 

 ともかく、
 神だ、
 ガブリエルだ、
 サタンだ、
 マモンだと大風呂敷を広げたわりには、舞台はL.A.
 まあ、『エンジェル』つながりなのはわかんだけどぉ。
 一貫してそこに限定されているのには、拍子抜けしちゃったぞ。



 ☾☀闇生☆☽