平成二十年霜月の章。

『マルコヴィッチの穴』という映画をご存知だろうか。 名優ジョン・マルコヴィッチの内部に通じるという、摩訶不思議のトンネルがあって。 そこに入れば数分間だけ実在のマルコヴィッチの視点になれる、というのだ。 言い換えれば、マルコヴィッチを『着』て…

カート・ヴォネガット著、 浅倉久志訳『スラップスティック』ハヤカワ文庫 この寓意に満ちた物語のなかで――、 主人公は、 「LONESOME NO MORE!」 (もう、孤独じゃない!) を合言葉に米国大統領の座におさまる。 そして『拡大家族』なる政策…

矢野顕子の新作を聴いた。 バンドっぽい耳あたりは、申し分ないし、楽曲もいくつかいいのがあった。 のっけから染みたし。 しかしながら詞が、どうにもこうにも。 いつものように繰り返し聴きこんでいこうと、そうしていたのだが、正直、それが理由でつらく…

そうか。 「生きているのが嫌になった」 というのは、決して、 「死にたい」 とイコールにはならんのだな。 その『たい』に、かすかだが、欲望が残ってるもの。 動力と言おうか。 それが起こす善悪は、別としてね。 動力ならば、そいつの反作用を、ようする…

そうそう、 この一年で最低でも十歳は老けたよ。 うん。 老けた。 今夜は雨ですだ。 ☾☀闇生☆☽

目覚めたら、そんな言葉があたまに残っていた。 なんだ、すけべな太鼓って。 なんせすけべだ。 ナニが一本だけじゃ物足りないに違いない。 ぶっといばちを二本も使って、 代わりばんこにずんどこずんどこ、ぶったたけば、 「もっと、もっとぉん」 なんて悶え…

うだうだとすまん。 さらに付け加える。 あたしはといえば、現状が闇の中であるからして、今はこの手のものには近づかない。 今やったら、やばい。 かつて、そういう誘惑のなかにいたころは、自分なりの夢(希望)がガッチリしていた。 希望が不動だった。 …

ドラッグ。 先日の記事とたぶんダブるが、ちょっとだけ付け足しとくよ。 ほんとはがっつりと、腰据えて書こうと思っていたのだが、どう書いても我ながら説教臭くてね。 つまんねえんだ。 一言でいってしまえば、 酒は呑んでも、呑まれるな。 これにつきる。 …

あわてて追記しておく。 酒は呑んでも呑まれるな。 だから、呑まれなければ大丈夫。 これくらいの量なら、心配ないよ。 …という『勧誘』もまた、常套句だ。 はじめはタダで。 それはそのうちカネ払ってでもほしがるようになると見込んでのこと。 ☾☀闇生☆☽

あのですな、 実はタバコよりは害がないとか。 依存するとか、しないとか。 他のドラッグの入り口になるとか。 なんか当事者たちの主観ばっかいじってんですよ。 タイマ報道。 ようするに当人の『損得勘定』にうったえようと。 あのね、 ひとことで言えば、…

近未来の都市。 人口の大半がホームレス。 かく云う闇生もそのひとり。 真夜中に、車の自爆事故があった。 大破した車内からみつかったのは、老いたホームレス。 車は盗難車で、タバコを買うために停車していたのを、持ち主が離れたすきに奪ったとのこと。 …

追伸。 『陽光 習作』は、 国立西洋美術館公式HPからも入れますが、 「ヴィルヘルム・ハンマースホイ展」公式ページから、 「ハンマースホイの鍵穴」に入り、 「ハンマースホイを訪ねて」の 「3、ストランゲーゼ30番地」の項に掲載されてます。 ☾☀闇生☆☽

たまたま眺めていた教育テレビ、新日曜美術館。 ハンマースホイの誰もいない風景に、惚れた。 で、 思いたったが吉日だ。 いまから、急ぎ、見に行ってくるよ。 ☾☀闇生☆☽ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ で、見てきた。 街に用はないし、 街も俺に用がないという…

ブログ通信簿、なんつーのがあるのだな。 ならばと、さっそくこの『壁の言の葉』を評価させてみた。 登録してEnterで、待つこと、ものの数秒。 こんなん出ましたけど。 ブログ年齢48歳。 なんでしょう。 これ。 ブログはじめてやっとこ一歳になろうと…

急な仕事、というのもやっかいなものだが、突然の休暇というのもなかなかどうして。 それはそれで持て余してしまうものであーる。 そうです、突如として、お休みをいただく運びとあいなりまして。 それも、取り損ねていた夏休みを、である。 といっても、普…

あ。 忘れないうちに、ひとつ反省をしておこう。 彫刻の森。 帰り際にカップルに呼び止められた。 イケメンさんとのデートで、テンションの華やいだ女の子である。 「写真とってくださ〜い」 あたしゃデジカメを持たない。 押し付けられたケータイも部屋に置…

追記。 彫刻の森のオブジェ。 あたしが見て回った範疇では、 『音』を意識したものがなかった。 せっかくのあの贅沢な空間だ。 共鳴や、反射を活かした表現をしない手はない。 客の参加のしどこでもあるしね。そういうアトラクションぽいのは。 子供の発想を…

四時半に起きた。 いや、起こされたよ。 固定電話が鳴ってね。ワンコール。 その瞬間、あたしゃ跳ねるように半身を起こしたものだ。 で、じっと電話を睨んでやったのだが、それだけで先方は切った。 むう。 前職で、深夜のトラブルでバイトに起こされること…

んで、 問題の論文を、全文読んでみた。 新聞に意見広告として載っていたのだ。 あれが最優秀賞にふさわしいかどうかはともかく。 拍子抜けがするほどにまっとうで、きわめて常識的なものだったよ。 ちぇっ、 なんだよ。 もっと過激で、珍説・奇説な、旭日旗…

ちょっとまえに地上波で見かけた映画。 キアヌ・リーブス主演の『コンスタンティン』。 そのとき闇生が見かけたのは、クライマックスのみだった。 事情は知らぬが、大天使ガブリエルにキアヌが踏みつけられていた。 そのガブリエルの中性的たたずまいがずっ…

たとえば、 赤穂浪士の討ち入り。 四十七士の面々は、見事、主君の敵を討ってヒーローとなった。 唐突になんだとお思いでしょうが。 最初に言っとく。長いよ、今日のは。 敵討ちは武士にとっての正義だもんで。 んが、それは将軍さまのお膝元でのこと。 花の…

朝、読みなおしてみて、自分でも何が言いたかったのか、わからん。 ☾☀闇生☆☽

ショート・ショート 『月とタネと』 お月さまのスポットライトを浴びて、もの悲しさのなか、ひとり歌っていると、 「おや、迷いましたね」 そう声をかけられた。 物陰に目を凝らすと、声の主はそこで銀色に光っている。 たしかに俺は道を失って途方に暮れて…

そうのたまったうえで、昨日に続ける。 ことさらえらそーに、やる。 もお、無理しちゃうよ。 その、なんだろ、 面倒なことは誰かが、どこかで、知らない間に片付けていてくれればいい。 肉はたらふく喰らうが、精肉の現場は忌み嫌う。 トイレは使うが、掃除…

生徒による学校のトイレ掃除。 横浜の市立学校で三十年ぶりに復活だそうな。 そう言われても、生徒に自分たちが使うトイレ掃除をさせていなかったこと自体に、驚き、桃の木、馬場猪木である。 対象は小学三年以上。 これには賛否両論がある、というのだから…

コンビニで、 たまにくじ引きをやらされることがあって。 何百円以上お買い上げごとに一回、とか。 あるでしょ。そんなキャンペーンが。 ハズレなら抽選の応募券で。 アタリは店内の商品だったりして。 あのね、 あれね、 誰もが「もらえるものは何でももら…

ティム・バートン監督作『ビッグ・フィッシュ』。 DVDにて。 以下は、その感想である。 ネタバレと解釈されるかたもあるかもしれませんので、ご注意を。 その父は、ほら話の名手である。 だからその息子は、そんな父の語る奇想天外を聞いて育った。 しかし、…