平成二十年水無月の章。

唐突にイエ電(固定電話)が、鳴る。 あるはずのないことだし、いまどきって感じも否めないわけだもんだから、闇生は子犬のようにびくっとなるのだ。 こわいっつの。 尻尾まるめてぷるぷるしちゃうっつの。 でも再三、鳴る。 出ませんよ。あたしゃ。 ここブロ…

ワンルームマンションの一室に、リオのカーニバルっぽい連中がどかどかと乗り込んできて、唐突にサンバである。 へそ出し褐色の男のパーカッション。 ほとんど真っぱの女の、淫猥な腰使い。 それをカメラで撮影するのだが、どうにもこうにも狭くて身動きがと…

バイトくんが終日むっつりしているので、なんじゃかんじゃと、もりあげようと。 そんな奴をおいてあがれるわけないわいやい。 残業をひねりだしつつ、ありったけ。 バカ話でねばったが、だみだ。 ひょっとしたら一刻もはやくひとりになりたかったのかもしれ…

呑みすぎた。 というよりは、酒に弱くなってしまった。 ただそれだけのことかもしれぬわい。 ここ何年も、うまい、と思って呑む酒などなかったのだが、昨夜はまるでノルマででもあるかのように、頑張ってしまった。 なにやってんだ。 不覚。 こうやって頑張…

あのね、 ほんと自分の不徳以外のなにものでもないのだけれど。 それでもって人望の赤点の証明なんだけれど。 恥を露出かませばね、 メールの返信率がね、二割を切ったのだ。もう、ずっと以前からなんだけど。 百パーセント返信をくれる方も、返信のみで。 …

ついでにこんなのも記しておこうっと。 とある真昼。 山手線に乗っていた。 座席では、メタボなおっさんが大いびきで眠りこけていた。 新宿につくと、 観光まるだしの外国人の団体さん。賑やかに乗り込んできて。 モンゴルとか、そんな同じアジア系の風情で…

どうもウチの店舗の構造に、その問題があるらしい。 なんせ、お会計を済ませるやいなや、なのである。 お客さんのほとんどが、わき目もふらずにまた売り場へと引き返される。 セール日などはレジの列に逆行して、かき分けかき分け、そうされる。 ちなみにあ…

このセリフは、映画『タクシードライバー』で有名。 言わずと知れたマーチン・スコセッシ監督の代表作で、主演のロバート・デ・ニーロの名を世に知らしめた傑作だ。 アキバの無差別を考えていたら、これを連想してしまったのである。 映画はフィクションだが…

あ、そうか。 このブログのつぶやきこそが、ポルノ映画の熱弁なのだ。 初デートでドン引きされる、あれだ。 ☾☀闇生☆☽

なんだかんだ鼻かんだ。 気がつけばうっかりと、松尾スズキの新作舞台の前売りを、取り逃している。 『女教師は二度抱かれた』 大竹しのぶと組んでのコクーン公演。 でもってこのタイトルだ。 観ない手はないだろう。 と、いきこんでいたのだが。 ううむ。 …

秋葉原。 今、あえて光市母子殺害事件の遺族、本村さんの声明を思い出すべきだと思う。 死刑の判決が出たあとの、あの会見だ。 あれだけの目にあいながら、私情を抑え、家族の死はむろんのこと、犯人の刑死もまた社会にとって損失にほかならないと。 あくま…

そうだ。 目標に向かって黙々と前進しようというすべての人に、この本を薦めておかなくては。 新田次郎の『孤高の人』。 文太郎という実在の登山家の話です。 それは、まだ登山のための登山というものが、理解されていなかった時代。 ならば装備品も自分で独…

なんかね、上のようなことをのたくっていると、誤解されるんだ。 まるで犯人を擁護しているかのように。 極刑はまぬがれないし、そこはきちんと、まぬがれさせてはいけないと思う。 んなこた、当たり前だ。 同情しようというのではないの。 しちゃいけないし…

ああ、 友だちがいないとか、 ようするに人としてモテないとか、 学歴だとか、 見てくれとか、 社会的にうだつがあがらないとか、 なんだろ、 犯人のそういうところに限っては、少なくともあたしよりは勝っている点が多いなぁ。 しかも二十五歳て。おいおい…

以上、 犠牲者の冥福を、祈りつつ。 つらつらと思いつくままにのたまってみた。 が、 神も、神々も力を失ったこの国でさえも、結局こういうときには『祈る』ことから始めるしかないのだ。 ☾☀闇生☆☽

にしても、今回の事件は現代の縮図だと。 まことにもってベタではあるが、そうつくづくと。 犯人象そのものはむろんのこと、あれだけの大勢のなかで、ひとりとして立ち向かおうとするものが現れなかったということも。 事件後のマスコミと、そこに群がった心…

「全員一斉送信でメールをくれる そのメンバーの中にまだ入っていることが、少し嬉しかった」 そうでしょう。 あたしにゃそれもないよ。 おはずかしいことながら。 一斉送信も、かろうじて『自発的』な行為ではあるのだし。 ならば一斉送信あつかいの、そん…

あれも破滅的、といっていいのだろうか。 それにしては自決すら選ばずに、あっさりと凶器を手放して御用となっている。 その腰の引け具合は、いったいなんなんだ。 そんな、覚悟ともいえない覚悟で命を奪われたんじゃ、たまったもんじゃない。 にしても「だ…

おだやかな一日ですね。 日がくれて、風が出てきて。 どっかで赤ん坊がだだこねてます。 ところで、 まったくもって時代おくれながら、あたしゃケータイを使わない。 上京したばかりのころ、風呂なし、トイレ共同の四畳半に住んでおった。 むろんそのころに…

残念な事件の彼。 仕事ではパソコンを白手袋をして操作していたという。 ならばだ、 タクシー代のつり銭を断っていたのは『太っ腹』産ではなくて、極度なまでの潔癖からかと。 ☾☀闇生☆☽