平成二十八年水無月の章。

声。

部屋の北側に立ちはだかる隣家から、赤ちゃんの声がもれ聞こえてくる。 気候のせいで窓を開けることが増えたためもあるだろう。 そのたび、ほくそ笑んでしまうあたくしだ。 たまに、それをあやす声まで聞こえてくる。 ありがたし。 近所には幼稚園児のいる戸…

ノック。

夕刻、ドアをノックをされる。 わが詫び住まいは、低所得者向けのおんぼろアパートである。 ドアにのぞき穴もなければ、インターホンもない。 して、先方は名乗らない。 テレビも無いのに受信料だの勧誘だのでごねられては面倒だと黙っていると、またもノッ…

ベルセルク。

待望のベルセルク最新刊が発売された。 相も変わらずその画力に圧倒されてしまう。 んが、目が疲れるのだな。あたしなんかは。 おっさんですし。 あまりにも『抜け』が無いような印象で。 それは細部のすべてにまで正確にピントがあった写真を見続けるような…

着信音で目が覚める。 夜勤が中止になったとのメールであった。 まだ昼前ではないか。 関係者たちが食いっぱぐれぬようにと、早めに決断をしてくれた先方さんの気遣いに感謝。 けど、 差し替えはこねえだろうな。 と、もてあましてだらだらと夕刻まで寝る。 …

歯。

毎食後、フロス(糸ようじ)を使うのが習慣となっている。 夜勤明けの土曜のあさ、就寝前に歯間のおそうじをしていたら、左上の奥歯の詰め物がとれてしまった。 とほほ。 ひと眠りして午後、とれた詰め物を片手に近くの歯科医院に飛び込んだ。 予約もなく、…

拙作を、職場で知り合った劇作者にゆだねてひと月は経つだろうか。 いまのところ反応はない。 それでも昔ほど焦燥や苛立ちや得体のしれない怒りに襲われることはない。 無視に慣れっこになったのか、それともあたしのなかの創作の火が消えつつあるのか。 平…

荒天。 某公共工事。 施工完了にともなう検査日。 朝いちから開始の予定が、役所側の都合で急きょその30分前に「午後から」と変更される。 対応の人員のほとんどが職人と警備員であり、彼らの大半が夜勤を控えている。 遅くとも午前中にはおわる、という言葉…

パソコン復活により、それみたことかと動画漬け。 Youtubeで例のオーディション番組『The Voice』とPrince関連を観漁る。 にしてもPrinceとSheila Eは名コンビだったんだなあと。あらためて。 若いころのSheilaが魅力的なのはいわずもがなだが、すっかりおば…

復活。

やっと、PCのある生活に帰還す。 といって、なければないでこれといった不便は感じないもので。 というか、慣れてしまうのか。やっぱ。 ま、いいかと。 スマホもあるにはある。 んが、文章を書くにはまどろっこしくてやってられないし。 そうなるとあたしゃ…