平成二十二年弥生の章。

ケービで現場をわたり歩いていると、腕のいい職人さんというのが少しずつ見えてくる。 いいチームは実に能率的に動くし、 リーダーが常に全体を見渡して声を出し、安全に気を配って率先している。 つまりは常に整理整頓ができているということ。 それが能率…

ども♪ さて、 あたしゃ束縛されているのか、 はたまた、 何事かから守られているのか、 そんな自問に苛んでやろうというブツも、本業では扱っておりまして。 言わずもがな、 私物ではございませんのよ。 あしからず。 ☾☀闇生☆☽ 愛だね。 追伸。 AVで使う小…

だいぶ曲がるようになってきた。 しっかし片足が曲がらないというたったそれだけなのに、生活ってのは様変わりするね。 社会が冷たく後ずさりしやがんの。 階段降りるのなんてね、ひたすらに恐怖よ。 ついつい自由の利く脚の方から降りようするのだが、反対…

ジェイミー・カラム 『ライヴ・アット・ブレンハイム・パレス』DVDにて ジャズがまだエンターテイメントの王道であり、 それそのものとして厳然としたポップスであった時代のミュージシャン。 とどのつまりが本物の芸人。 ここでのジェイミー・カラムのパ…

「貧乏とは、飢えと寒さである」 談志は噺のマクラでそう断言したのだ。 して、こう続けた。 「じゃあ、東南アジアとかあっちの方に行くと貧乏って、なんなのかね。飢えと暑さなのかね」 なるほど、おもしろい。 価値観は、風土に根ざしている。 たとえば、…

ざまは、ない。 ケービする者にとって歩行者と自転車が一番やっかいだ、などとのたまったその舌の根も乾かぬうちに、これだもの。 自転車での出勤途中に、コケちまったのだ。 歩道にぶっ倒れた、なんかやたら荷物のでかいこの元若者を心配して、 「大丈夫で…

今日は残業。 ケービのバイトで三時間半もの残業は珍しい。 しかもひっきりなしだもんで。 歩行者と車両がね。 おかげで声がすっかり涸れ果てもうしたよ。 自転車、および歩行者恐るべしだ。 ケータイ見ながら、 なおかつヘッドホンしてて、こちらの誘導なん…

「いらっしゃいませ」 と出迎えられて、 ショーウィンドーを見るともなく見ていると、 「よろしければ、どうぞ」 可愛らしい白のカップに鮮やかな紅茶が注がれていて。 柔らかな笑みをたたえた女性店主がそこにいる。 かたじけない。 初めて足を踏み入れて、…

本当の残虐非道とは、 この世の一切を、 問答無用に、 情け容赦もなく、 一方的に消滅させてしまうこと。 朝、目覚めると、 机の上にそんな走り書きだもの。 その文字は本業のエロ屋で使った『口枷パラノイア』の納品書の裏に。 Bの鉛筆で汚く殴るように書…

漫画はね、 とかく線だ画力だ、構図のうまさだ、パースだなどと語られちまうものですが。 肝心なのは絵のうまさではないのです。 漫画のうまさなのです。 目的と手段を履き違えると、読み誤る。 諸星大二郎が、大友克洋の画力で妖怪ハンターを描いてどうすん…

たった今ガストで竜田揚げカレーをいただいてきたところである。 ああ、カレーってありがたいわ。 と悦に入り、ひとり糸ようじをくわえている。そんなあたしだ。 予想外に早く終わった現場のおかげで不意に時間ができたはいいものの、ナリはといえばケービの…

なにかと改めようという季節らしく。 ケービのバイトで着く現場には、団地の改築、改修、建て直しが多い。 だもんで、団地好きとしてはたまらないのであるが。 その改まって失ってしまう古き良き団地の風情というものに、どこか哀しみがあって。 なとどのた…

なぜなの。 クジラなんて食わなくていい。 食いたいとも思わん、という人に限って、反戦平和っぽい観点に立っているのは。 ひょっとすると、単なるいさかい嫌いという次元での反戦平和なのかな。 平和の後ろ盾こそが自給率だと思っていたのだけれど。 かつて…

ふと、 明け方に目が覚めた。 テレビをつけっぱなしにして眠りこけていたらしく、画面には矢吹丈の姿だ。 どうやら『あしたのジョー2』が再放映されているようだった。 あたしにとってのジョー、 ようするに、あたしのジョーを言わせてもらうなら、いわゆる…

すげーな。 仮にもあんなのでも何の因果か一応は一国のそーり大臣だでよお。 そんなのがまがりなりにも式典のスタイルをとった会場に現れたっていうのに、誰も起立しないのね。 どっかりと椅子にケツをつけたまんまよ。 で、なんか笑っていらっしゃるのよ。 …

先週のように大規模で、安全対策的に非常に緊迫した現場の日々というのもなんなのだが。 今週のように、はてさて、なんにもやることがないじゃらほい、というのもなんなわけで。 とどのつまりが、立っているだけ。 警戒すべき対象が無い、と。 時間が経たね…