令和元年水無月の章。

闇営業。

人は、 本意でない仕事であっても、日々の生活のために受けねばならないことがままあるわけで。 あたしなんかは日々、その連続であるわけで。 つまらん仕事をうけないためには、なによりも生活の水準を上げないこと。 ……と俳優の山崎努がどこかに書いていた…

日がな一日降り続いた雨の土曜は晴耕雨読よろしく部屋で過ごした。 ひさしぶりに『やめられないとまらない』な本に出合っちまったのである。 玄関を出たのは晩酌のネタの調達に最寄りのコンビニに行った一度きり。 日付が変わり、夜明けとともにすかっと晴れ…

公園のベンチに座っていると、向かいのベンチにふらりと談志がやってきてぶつぶつとネタをさらいはじめた。 背中をまるめ、 誰に語るでもなくボソボソと。 もったいないのでさりげなく目をそらし、聞き入る。 どうやら師匠小さんの十八番を順にさらっている…