壁の言の葉

unlucky hero your key

歩く。17

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小原の郷。


 日本橋から63㎞!
 おもえばとおくへ来たもんだ~♪ なんて古い歌がありましたっけ。
 奥手にみえるのは郷土資料館だったっけかな。
 時間的に余裕がなかったので、パス!


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小原宿、本陣。


 立派な本陣。
 日曜だってのに休刊日の札がかけられてあった。
 それとも営業時間を過ぎていたのか。
 まだ16時過ぎだというのにい。運がない。


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小原宿、標柱。


 このあたりはみんなびゅんびゅん飛ばすね。車。
 横断中のお年寄りがはねられるのはこういう道だろね。
 まあ、都心とちがって無灯車はすくないだろうけれど。
 話はそれるけれど、自転車ですら『勝手にライト』みたいのあるのだから、車にも搭載できないのかね。
 原チャは強制的にライト点きっぱなしですわな。
 車もさ、せめてフォグランプだかなんだかのちっこいのは自動で点くようにできんもんかな。
 都心なんて街路が明るいものだから、無灯であることに気づかずに走行している車が結構あってだな。
 あぶないのよ。
 自分からは見えてるつもりでも周囲からは見えにくいし、距離感がつかみにくくて怖いのだな。
 横断者や、われわれ片交なんかするガードマンからするとね。
 
 

 このあと20号に合流した安心感からうっかり何も考えずに20号をたどってしまった。
 実際は高速の出口の合流口手前あたりで枝道に入るのだ。
 相模湖駅近くまで行ってしまったが、一旦引き返す。
 合流口の信号で横断して枝道へ。


 これといってスポットもないのだが、なにげに狭い階段をあがった段上に古めかしい地蔵の祠があったりしてなかなかの風情である。
 しかも階段をおりる箇所もあって、これは徒歩ならではの楽しさだ。


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階段上の標柱。


 東海道中を示す標柱はもっと設置されてもいいとおもう。


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与瀬付近の標柱。


 この付近の枝道ルートは分かりにくいね。
 枝道脇道こそ手掛かりを残してほしいところ。
 欲を言えば、行政が統一してしまうのではなく、地元有志による手作り感あふれる標識とかね。
 地域性が出てたりすると、うれしくなる。
 


 そして20号にふたたび合流と。
 与瀬宿。
 小原宿との合宿。
 そして、



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相模湖駅前。


 なんかパチンコ屋的風情の看板をくぐれば、
 今回の目的地、相模湖駅に到着!
 17時ジャスト。
 いやあああ、おつかれさまでした。
 そのまま、ええいままよと汗も拭かずに特急に乗り込んだら、混雑していて閉口しました。
 通路や連結部にも人が立っていて、汗臭くてすんませんの気持ちであーる。
 車内で職場の先輩ふたりにメールで報告。
 余計なお世話だろうが、
 歩き好きの先輩はうらやましがってくれた。
 んが『歩く=移動手段』という解釈しか持たないもうひとりは、呆れたご様子。
 うん。
 単なる移動手段なら、電車であっという間よ。


 ちなみに、歩いているあいだは、あたしゃ音楽も聴かない。
 もったいないって。
 音も、その土地その時ならではのものだからね。


 
 さて、次回も下調べをちゃんとせねば日帰りはきついだろうなあ。





 ☾☀闇生★☽