立つということ。

 自立や独立を孤立と混同してはいけない。
 だれの協力もなく立つことを自立や独立とは言わない。
 独立国家と孤立国家はちがう。
 子が独立するということは、親や社会と絶縁することではない。
 ましてや依存や寄生することでもない。
 自立には綱渡りよろしくバランス感覚がいる。
 そしてそのバランス棒は誰の手にもない。
 己の手にだけ握られており、それでいて自分ひとりの思うがままに扱えるしろものでもない。



 手をつなぎ、けれどひとり、すっくと立つ覚悟がいる。


 ☾☀闇生★☽