The Voice -Japan 妄想。
深夜、しまい込んでいたCDをインポートしていく。
つい『雪村いづみ スーパージェネレイション』に聴きほれて、手が止まる。
The Voiceでは、たとえば『When a man loves a woman』のような古い名曲を若い出場者が完璧に歌いあげて、審査員たちを唖然とさせるシーンがよくあって。
あるいはJBとか、Marvin Gayeとか、むろんMJもよく選曲されている。
このリスペクト精神が世代から世代へリレーされることで、名曲は名曲として育っていくのだと思う。
育てていくのだな。
よってたかって。
雪村いづみが当時の日本の最高峰ミュージシャン集団キャラメルママ(のちのTin Pan Alley/林立夫-細野晴臣-鈴木茂-松任谷正隆ら)と組んだこのアルバムは、おそらくはそんなスピリットから発案されており。
具体的には服部良一作品を『今』の音としてリスペクトしてみせようじゃないかと。
結果、名盤となったわけだが。
この後、スピリットは果たして継承されてきたのか。
たとえばThe Voiceのようなオーディション番組で。
東京ブギウギをこういうアレンジで歌い切ったら、かっっっこいいぜ。
リズムが変わって英語になるところからすごいよね。演奏も、歌も。
追記。
となるとバックバンドが重要になってきますなー。
この番組のカラーとして、露骨なカラオケはペケだろう。
オリジナルとは変えたアレンジの妙も楽しみどころのひとつだし。
やっぱお金がかかりますね。
☾☀闇生★☽