現在の築地を愛おしいと感じるのは、どうやらあたしの感受性を構成するパーツのひとつ、廃墟好きの一面が感応しているらしく。
さらにそれを九龍城やブレードランナー的に翻案して愉しんじゃう、みたいな妄想力も相まってのことで。
つまりが他人事であるがゆえ。
観光客気分がゆえでなのであーる。
いかんいかん。
廃墟。
さてそこでほんとにお前が生活するのか、と考えると問題は違ってくるように。
ましてや人が住めば廃墟ではないのだし。
効率や合理化や衛生面といった文明的な事々は、文化的側面と両立するのが理想なのですがねえ。
電線に緊縛された空に美しさを感じてしまう身としては、こまったもんだと。
むう。
☾☀闇生★☽