良かれと思ってする手伝いが、
プライドをもってそれを務める他者を貶めていることに気づかない人というのはいるもので。
飲みに行って、
カウンターに入って自分で酒をつくり、
やんわりと拒む調理人を「いいからいいから」と笑顔で押しのけ、彼らの商売道具を無断で使ってツマミまで料理し、
困惑する店員たちに「好きでやってるから」とことわって、
食べ、振舞って、カネを払ってご機嫌さんで帰っていく。
立場上あたまを下げて見送る店員たちに、背中で手を振りつつ去っていくそのドヤ歩き。
たとえるならそんな感じの元請けがいて、連日閉口している。
ある意味、泥棒ではないのか。
アイデンティティのね。
その親切、
あたしゃ侮辱と解釈しているのだが。
追記。
逆に、元請けに作業を手伝わせて平気でいる下請けもいるね。
そういう関係に狎れきった親方などは、手伝わない元請けの若いのを「使えない」などとぬかす。
これもあたしゃ首をかしげてしまうのだが。
あなたのプロ意識はどこですかと。
☾☀闇生★☽