壁の言の葉

unlucky hero your key

黒のショートボブ。

 帰宅して、あまり飲みたくもなかったが呑んでしまう。
 おつかれ〜、がしたかった。
 缶チューハイ、ショート三本と芋焼酎ロックをちびちび。
 そのまま21時ごろに寝る。
 夜半に頭痛で起きる。
 喉が腫れている。
 鼻は完全に閉塞状態。
 やはり完治はしていなかったのか。


 中学の時にあたしが片想いしたジョシが夢に出る。
 黒のショートボブ。
 以来、あたしゃ黒のショートボブに弱い。
 場所は教室で、
 他の生徒もいるから日中の検定試験の教場から連想したのか。
 帰り支度をしながら先生が来るのを待っている、そんな状況。
 ボブは仲良しの友人とおしゃべりしながら支度をしている。
 あたしも支度をしながらボブに冗談を飛ばしている。
 まずまず、いい感じに受けていて。
 みるとボブとそのご友人はバイク乗りの格好をしている。
 つなぎにブーツにメットに、といった感じ。
 意外であった。
 そのバイク好きが高じて、先輩らに苛められるのが面倒になって高校をやめたとかなんとか。
 なんかバイクのメカニカルな言葉も使われて、いろいろ喋っておられたがあたしにゃわからなかった。



 なんでいまさら。と思う。
 ボブめ。
 けど、好きな人を笑わせることがでけたというのはあれだね。
 夢であってもさ。





 今夜から夜勤に復帰。
 数日、試験のために現場を休んでいたのだが、落選が決定となれば仲間にあわせる顔がない。
 

 




 ボブめ。




 






 ☾☀闇生☆☽