女の背中。


 長女(5才)「あのね、わたしがねちゃってても……」



 ↑
 たまらんですな。
 ほんわかしますな。
 んでちょっと、せつないですな。


 信州に嫁いだ姉が、ことあるごとにする話を思い出しました。
 おそらくはこの記事と同じように長女が5歳になるかならないか、そして次女が生まれて間もないころ。
 同居する義理の母が重度の認知症になって、姉はその下々の世話と幼い次女の面倒にかかりきりとなってしまった。
 自然、長女にかまってあげられる時間は無く。
 それでも長女はじっとそのひとりぼっちを堪えていたのだそうな。
 んが、時折そのさびしさが爆発するのか、幼稚園などでふいに「ねえ誰か抱っこしてえ」と泣きはじめるのを保母さんたちに目撃されていたとのこと。


 一番一緒に居てあげたい、いや一緒にいてあげなくてはならない時期に、ひとりぼっちにしてしまった。
 そういってはいつも涙ぐむ姉。
 精一杯やって、どうにもならんかったのだ。仕方なかろう。
 けど、決して失われるばかりではなかったはず。
 奔走する母の背中を、ちゃっんと見ているはずなのだ。長女はね。
 少なくとも、感じてはいる。義母の世話に悪戦苦闘する母の背中を。
 そういうのは学校やHow to本やネットやなんかでレクチャーされるものではない。
 幼い心に植えつけられたその寂しさは、そのまま強靭な優しさとなって人生の過酷をやりくりするコヤシになるにちがいないのであーる。









 みーや。
 そのがんばりは、無駄じゃないよ。
 意味がある。
 価値もある。
 誰も不幸にしていない。




 
 
 



 ☾☀闇生☆☽