↑
えらく簡潔で的確だ。この文章。
学生運動とか、安保反対とか、
映画や芝居や小説や、あるいはドキュメントフィルムのようなものを通じてさんざん触れてはきたけど、結局、その主張自体が胸を打たないのは、無いからなんだ。
当人たちが、わかっていない。
共感できるのは、ひたむきで盲目的な反抗への共感であって、主張や目標にはない。
そして連帯へのあこがれがそれを結んでいくのだろう。
皮肉にも彼らは『闘争』と『戦友』を欲しがったのだ。
当時はコント55号のコントにすらなっていたのだ。
父はかばんをもって会社へ、息子はゲバ棒にメットを被って「いってきまーす」と。
☾☀闇生☆☽