ちょっとまえに流行った自己啓発本、
水野敬也著『夢をかなえるゾウ』飛鳥新社。
冴えない『僕』の部屋に突如としてあらわれた神さま『ガネーシャ』が、あつかましくも居候しながら成功の秘訣をおもしろおかしく伝授していくお話。
やっぱ売れた要因はガネーシャのキャラにあるね。
啓発者でありながらぐうたらで、あつかましく、インドの神なのになぜか関西弁という設定であーる。
ドラマ版の古田新太はずっぱまりだったと思う。
ま見てないけどお。
ブームに胸を貸す態で、当時ぱらぱらっと読み散らして部屋の隅に積んでおいた次第だ。
忘却の彼方にうっちゃっておいた。
ところが、
昨日の夜勤が雨で流れたせいで時間をもてあまし、なんとなく手にとって目を通すことになる。
んで、はたと気がついた。
師匠と弟子という関係でありながら、なぜかしら師匠側が居候するというこの関係。
これ、例の、元漫才師の中島○子と占い師の関係と同じだわと。
なんかそのイメージで読み返してたら、女装した古田新太が頭のなかでのさばりだしたので、いつもより早くワインが回り始めた次第。
師匠と弟子に限らず強い関係というのはある種のドリームであって、共作・共犯関係でもあるからね。
☾☀闇生☆☽