道路使用許可書をとったうえでの工事車両の一通逆走。
その出口で、ダンプ逆走中の通行止めと、出し入れを担当す。
ダンプ逆走中、クロネコの軽ワンボックスが進入してきたので、お待ちいただかねばならない旨説明しようと運転席に歩み寄ったところ、ウインドウがおりて車内から『風をあつめて』が流れてきた。
案の定、さわやかな反応をいただく。
ありがたし。
さすがにあの名曲をバックに「んだこらてめえくそぼけしね」的なモードにはなれないのだろう。
てかそんなひとはあの曲を聞きませんわな。
ダンプ一台が出てくるわずか数十秒すら待てずに毒づく人たち。
おつかれ。
酷暑のなか、クーラーの恩恵に冷え冷えと授かりながら、きょうも炎天下で働くどっかの弱者に噛みついているのだろう。
理不尽だろうが反論すら許されない人たちを、てめえの鬱憤のはけ口にしては鼻毛をのばしているのだろう。
噛みつかれた弱者、おつかれ。
おつかれ。
どこ吹く風の風をあつめて行きましょう。
☾☀闇生☆☽