監督補助。
支店での役所提出用の書類整理に終始した。
山積したそれらを日付順にまとめ、見出しをつくってファイリングし、テプラでタイトルをつけていく。
提出用、保管用など、どの書類もコピーして3冊ずつ作る。
地味だわあ。
それと現場近隣の世帯ごとにもらって歩いた施工法変更の承諾書をまとめる。
アパートや駐車場の場合、地主やオーナーまで調べあげて交渉したので、時間がかかった。
間に立つ管理者が不動産屋の場合、どこもなぜか約束ばかりで、取り次いでくれない。
あれはどういうことなのだろう。
カネにならないことは後回しという風潮でもあるのか。
管理を請け負っている以上は、管理地、物件にかかわる工事についてもオーナーに取り次ぐ義務があると思うのだが。
たとえば自分のアパートの前だけ、道路がほころびたままでは、いかんだろう。
ただ地主たちはみなそのあたり大らかで、きさくな方ばかりである。
調べると、そのあたり一帯がみな彼らと同じ苗字だったりする。
その地元をよくするための工事なのだから、基本的には歓迎なのである。
ご苦労さまと、よく声を掛けられる。
☾☀闇生☆☽