朝早くに出たにも関わらず、この通り。
子連れとアベックで賑わっている。
上空では飽かずにとんびが旋回をつづけ、
地上で弁当を広げる観光客の手許をねらっていた。
これは広場で開かれていた大道芸。
スリルとユーモアを織り交ぜたジャグリングが終わったところ。
チップを渡して立ち去りかけて、振り返ってパチリと。
どうも路上パフォーマンスには弱いのね。あたくしは。
昨今、弾き語りはどれも励ましソングばかりになっちゃったので、逆にひきますが。
どうしてあんなことになっちゃったのでしょう。
同じメッセージするにも、怒りとか、ユーモアとかあるでしょうに。
どうもあたしには、曲をつくるにおいて想定した聞き手のスペックの幅が非常に狭く感じるのだ。
自分の恋愛対象あたりを想定しているようにしか聞こえなくて、恥ずかしいのね。
恋愛ソングならいいんだ。それで。
けれど、なんか孤独を励ましたりするの、あるでしょ。
にもかかわらず、下心が臭っちゃって、臭っちゃって。
だからジャンルはなんであれ、技を磨いてエンターテイメントに徹しようとしているのには、足を止めます。
それを愉しむのに、老若男女の差はありません。
子供は素直ですから、すぐ反応します。
写真。話しかけているのは、パフォーマンス中に酔った勢いでけしかけていたおじさんでした。
ああいう人は、重要です。
日本人はみなシャイですから。
そのおかげか、クライマックスに向かうにつれて人垣が厚くなり、盛況でございました。
なんでも『イッテQ』なる番組に取材されたこともある方だとのことで。
お約束よろしく、観客のなかから一人、カノジョと来ていた青年が選ばれて、パフォーマンスのアシスタントをさせられておりました。
その感謝としてか、最後にはラブラブな演出が待っていましたが。
どうでしょう。
実は兄と妹でした、なんてオチになってしまうことはないのかなと、あたしゃ別の意味でハラハラしておった次第。
さすがに事前に確認しておくのでしょうかね。
昼食は、順路にあった食堂でいただいた生しらす丼。980円。
まつ毛を盛りに盛ったおねーさんが運んでくだすった。
売り子には赤ん坊を背負ったおねーさんもいたりして、へりくだり過ぎない『同じ町内のおねーさん的』サービスが、いい感じである。
ここでは、どうやらこのしらす丼と江ノ島ビールが名物らしく。
どの食堂でも『本日、しらす入荷しました』的な、案内板が目立っていました。
追伸。
多分この人。
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☾☀闇生☆☽