壁の言の葉

unlucky hero your key


 日がな一日、頭のなかに清志郎の歌が鳴っていた。
 RC時代の『いいことばかりはありゃしない』と『ヒッピーに捧ぐ』。
 しかもエンドレス。
 実は、彼はロックシンガーらしいシンガーだったとかつて書いたことがある。
 けれど、彼の作る曲の核と言おうか、本質はフォークにあるんだろうと思う。
 ド派手にかぶくときはロックで。
 反面、か弱き個人としてつぶやくときは、フォークの下地が顔を出す。


 防塵マスクのなかで歌ってたよ。




 ☾☀闇生☆☽