朝、調子がいい。
薬のせいで腹は壊しているが、頭痛はない。
すっきりしている。
痛み止めも昨晩は使わなかった。
今朝から薬を抜いて見る。
ところで、
病院の患者への『お客さま対応』について。
いろいろ言われてるけど、ほかの商売と十把一絡げにしてはいかんと思う。
なんかね、
受付が患者を「さま」付けで呼ぶのも、違和感があるのよ。
客のご機嫌取りな診療方針なんて、くそくらえだ。
それでなくとも昨今はクレームという大衆絶対主義の野郎自大がのさばりすぎて、連中はネットによるなんちゃって知識をひけらかして黙らせるわけでしょ。本職を。
それでは医者も育たない。
ここ重要だから繰り返す、プロが育たない。
すでに育とうとしていない。
とりあえずギャーギャーうるさいから痛み止めと抗生物質、みたいなノリになる。
歯医者の評判なんてだいたいがそうだ。その評価の基準はいまや「痛くなくやってくれるかどうか」のみだろうに。次いで対応が丁寧かどうかとか。待合室のインテリアとBGMとか。おいおい。それ、本質か?
そんなんでは『赤ひげ』は出てこないよ。
お客として見るということは、ますます患者を記号として見るということだ。
その人の未来の健康よりも、その場が取繕えればいいということだ。
患者の「カネ払ってんだぞっ」にへりくだって、もうけ主義に専念するということだ。
いいのかね。それで。
無愛想、結構。
えらそーで結構。
裏を返せば、責任を持って診療にあたっているから、自然そうなる。
妙にもみ手ですり寄ったような対応は、その実、最終判断や責任をすべて患者側に投げているにすぎない。
丸投げにされたって、そんな知識ねえぞ。こっちは。
追伸。
名前ではなく、番号で呼ばれたのに激怒したとかいう人。
それもまた個人情報を神聖化した世間の風潮に病院がへりくだった結果のこと。
つまり大衆(お客さま)対応としてちゃんとしているのだ。
☾☀闇生☆☽