総合内科の見立てでは、風邪で抵抗力が弱まったところに雑菌を吸い込んでしまったのでは、とのことだった。
雑菌どころかもはやその破壊力たるや兵器だっつの。現場のレベルは。
目から前頭葉にかけての頭痛。
黄色い鼻汁と痰。
可能性として髄膜炎のおそれもないではない。
んが、
発病当初あった熱も引いてきているし、
首を動かしての痛みの変化や、
鼻周りを指圧しての痛みの無さから、それも無いだろうと。
結局、伝家の宝刀『抗生物質』の処方で、経過を見ましょうとのことだ。
なんか不安だなあと。
精密検査してほしいわ。
結局のところ「よくわからんので、ええい抗生物質♪」みたいにも聞えるけれど、病院にゆだねた以上はとりあえず仰せの通りにしてみるべきだろう。
昼食後に薬を飲んで、また睡眠。
いくらでも寝られる。
で起きて、精神的な風通しとしてゆっくり散歩。
歩くさまはおじいちゃんである。
近所のブックオフで諸星大二郎ものを発掘。
帰路に少し頭痛が軽くなっていることに気付く。
痛みを和らげる薬も服用したので、所詮はその効果に過ぎないのだろうが、少し楽になる。
ありがたし。
偽りの回復。ありがたし。
☾☀闇生☆☽