野田地図の新作『エッグ』を観て来た。
 感想的つぶやきはあらためてする。
 ううん、やはり噂されていたように後半がたるいなあ。
 眠い。
 もうどうしてもあそこに向かってしまわなくては気がおさまらないのだろうか。
 作家として。
 かつて野田は「今回のテーマは何?」あるいは「モチーフは?」とするインタビューを嫌っていた。
 言いたいことがあるなら一行ですむし、それを書いて貼っとけばいいのだから芝居にする必要が無いとかなんとか。
 なるほどそうだと思うのだが、
 ひょっとすると歳を重ねて言いたいことが固定できてしまったのではないのか。
 相変わらず暗黒史観的で、戦争の悲劇の責任を自国にばかり求めている。
 満州を描き、細菌部隊を描くならば、同時にどさくさにまぎれて侵略してきたソ連の悪意も描かなくては片手おちではないのか。
 それを、用済みになったらポイ捨てできる愛人のようなもの、と本土にとっての満州を表現して終わった。
 なにやってんだか、と思う。
 

 野田が嫌った学生運動
 そこに流行った自己批判と粛清の『統括』を、自分でやっているように思えてならない。
 皮肉な話だが。
 なにやってんだか、と思う。





 戦時中に敵側の言葉の名称のスポーツなんて、あるわけないでしょうに。
 なんでこだわったんだろう。
 EGGという呼び方に。


 あ、
 あらためてとか言っててついべらべらとつぶやいてしまった。
 
 

 ☾☀闇生☆☽