この壁を、是が非でも貫くのだっ。
とばかりにいい歳こいて、モノに八つ当たりしてしまった。
てやっっ、
と密かに壁をどついて穴をあけてしもーたのだ。
なんという子供じみた。
我ながら情けない。
しかしながら寛容にも限度がある。
いつもいつもハニワのように微笑んでばかりはいられないの。
往々にして報告・連絡・相談のほうれんそうの怠慢が、この不肖闇生のなけなしの度量に付け込んでくるわけでえ。
お人よしに馬鹿を見せよる。
とはいえ、モノにあたるのはよくない。
☾☀闇生☆☽