今月発売になったOWL CITYというアーティストのアルバム『ocean eyes』。
 あたくしの勤務先であるところのエロDVD屋では、ゆうせんによって繰り返し流されているのだが。
 まあ、悪くはない。
 てか、良い。
 くくり的にはエレクトロ・ポップと、大雑把にやっつけちまうのだろうけれど。
 んで、
 ここに収録されている「on the wing」というのがまた心地よくて。
 けど、こんな感じ、どこかで聴いたことがあるぞと。
 しかも、さんざん聴き倒した感が、強くあって。
 はてはて、
 なんじゃらほい。
 そう考えつつ、エロの業務をエロエロとこなしていたのだが、ぽこっと思い出した。
 そうだ、ぽこっとだ。
 高橋幸宏の『blue moon blue』。
 その頭の「something new」である。
 似ているのは音ざわりと、そのリズム重視のフレーズの積み重ね方ね。
 それより前のアルバム『The Dearest Fool』の「今日の永遠」ぽいハイハットもあったりして、思わずにんまりしてしまったのよ。
 この人、ユキヒロ好きなんだなあ、と。
 いや、
 ユキヒロがそちらの土壌から影響されているのか。
 なんなのか。
 むろん、パクリだなんだという品のないことをのたまっているのではないのね。あたしゃさ。
 上っ面ではなく骨格を汲み取って自分のものにするというのは、なまなかな愛し方ではでけまへん。
 ってことで。
 にしても、
 やはりユキヒロのはカチッと、してるね。
 繊細で厳密な仕立てと、切れるほどノリのきいたおろしたてのシャツみたいだ。
 そこはさすがに真似られんわな。


 マッシヴ・アタックの新作も、流れるね。
 この人たち、いわゆる楽典的な引き出しは恐ろしいほど少ないはず。
 なのに、音響的なあそびでそれを補って生きながらえているところは、凄いというか、面白いというか。
 まあ、当たり前といえば当たり前なんですが。
 だから聴き方を誤ると、退屈です。


 

 ☾☀闇生☆☽