お。
 やっと仕事が入った。
 ワークシェア用のケービ士のバイト。
 ようやく在籍確認とかいうのが済んだらしい。
 通常の電話による勤務先、実家への確認のほかに、なんと顔写真付きの封書で「これ、マジでおたくのご子息なんけ?」と。
 そこまでやるのだ。
 まあ、現状にゆとりのある人なら、やっぱやらないだろうな。この仕事。
 ともかくも、これで一安心。
 さっそくメールに入った現場を確認し、ネットで出勤ルートを探す。
 むむむ、
 最寄りの駅からけっこう歩くぞ、これは。
 もっとも安く、早く到着できるルートでも自宅から現場まで一時間。
 内三十分は歩かされるようだ。
 ま、いいさ。
 初めて行くとこだし。
 それだけで、なんか楽しいじゃあーりませんか。
 ね。
 

 昨日触れた『朝日のような夕日をつれて』。
 また観ちったよ。
 やっぱみなさん、神も楽園も実は信じられないというこの時代の不幸と、それゆえの相対化地獄による根なし草を危惧しておられるのね。
 表現者たるもの、やっぱそこを直視しないわけにはいかないものなのね。
 なんといういばらの道か。
 戯曲ではそのはけ口としてのゲームへの没頭を描き。かつ安直な否定をしないところが面白いかな。


 その宣言は強いが、それだけではないとも思う。
 進化の肯定は、決して過去の否定にはつながらない。
 という視点で根っこを模索せんことには、それはそれで楽園を待望するたびにやらかしてきた歴史のあやまちを繰り返してしまうはず。
 
 
 あ。
 やっぱ駄目だ。
 こういう芝居を紋切り型で片付けようとすると、一面的で無理が出る。
 で、また長くなる。
 今日は早めに寝て、明日の現場に備えないと。
 という焦りで、なんとか短く片付けちまおうとする自分がいる。
 すまん。
 俺、方向音痴だから。
 絶対、道に迷うから。






 でかいバッグ背負った安全靴の男が、道端で地図もってうろうろしてたら、きっと俺です。
 あたたかい目で、見逃してやってください。
 すんません。




 ☾☀闇生☆☽