追伸。
 講師たちの言葉遣い、訂正。
 受講生にはため口と書いたが厳密には違う。
 受講生全体に話しかける場合は、ときに、ため口。
 個人個人に対しては、相手に応じて、くだけた丁寧語などを織り交ぜているね。
 して講師の直属の部下には、粗野な「野郎」口調。
 ま、これって常識なんですけどね。
 ほら、講師の父親ぐらいの年齢差の受講生も、珍しくはないわけで。
 そんな人たちを前に二十代の講師が「ま、僕もこの仕事けっこう長いんでね」などと誇られるとふと、つってもたかだか数年でしょが、などと頭をよぎる。
 むろん、いくつもの国家資格も所持してもおられるわけで、警備士としての経験もあたしらとは月とすっぽん。
 300人からの隊員を指揮する彼らと、経験ゼロのうちらですから、こちら発信の敬意に変わりはござんせんが。
 ちょいと面白い光景だぞと。
 とくに、冗談まじりに会社の愚痴なんぞこぼされると、若いなあとね。
 ほほえましく思ってしまう。





 ☾☀闇生☆☽