ケービ士の新人研修がやっと終わった。
 たった四日間とはいえ、基本演習の繰り返しであるからして、それはもうひたすらに辛抱に尽きるのであーる。
 最終日は女子率がわずかばかり上がったせいか、教室の空気が気持ち華やいでいた、
 ような気がしないでもない。
 かもしれない。
 とかなんとか。
 通常の勤務先であるところのフェロモンDVD屋で育まれてきた残留思念を頑なに遮断しつつーの、受講をこなしたあたくし闇生ちゃんだ。初日でリタイアかに思われた女の子が、あたしの欠席中に単位を稼いで、ちゃっかりしっかり自信を勝ち得て後輩を指導していたり。そんな成長を他人事のように眺めてにんまりしていたわけであるが、模範演習に指名されて無様にも舞い上がって、なんだかわからんチンの醜態をさらしもしたぞと。
 練習ではパーフェクトであったにもかかわらず、人前に立つや否や要所要所でしどろもどろになってしまったのだから、痛恨の極みである。
 最後ばかりはびしぃっと決めて、卒業したかったぜ。
 ましてや、最終日は平均年齢がぐんと下がっていたようで。
 休憩時間に言葉を交わしたイケメン草食系大学シャイボーイなんか、肌ぴっちぴちだもの。
 モテスーツに、モテメガネでもって、モテ産毛の、モテオーラで輝いてんだもの。
 さすがにおっさん、ちょっかいだしたろかと思ったよ。
 思わないが、
 おっさんたるもの、からかいたくなっちまうでしょーがよお。
 そのモテ耳に、ご自慢のモテ触手の一本や二本はねじ込んでみたいわけさ。
 うりゃうりゃっ、とな。
 そんなこんなの視線にさらされての、研修最終日者であるがゆえの模範でござったと。
 嗚呼。


 酔っぱらって、書いてまーす。


 さて、これでやっと現場勤務につけると思いきや、このあと健康診断があるのだ。
 今年いったい何回診断をやってんだろーか、あたしは。
 しかも通常のエロエロDVD屋として勤務があるから、また日を置くことになってしまうという。
 まったくもってまどろっこしいが、仕方がない。
 早いところ現場に出て、日々のリズムに身体をならしたいものであーる。
 まずはやっぱ『食』の時間かな。
 これが不規則だと、うんこのリズムが狂うしね。
 立哨中にもよおしてばかりいたんじゃ、使えないやつだもの。
 ましてや、現場がトイレに近いとばかりは限らないのだし。
 よって、うんこ。
 なにより、うんこ。
 まずは、うんこなのだ。





 ☾☀闇生☆☽