雲があまりに綺麗なので、ウォーキングは河沿いの土手をゆくことにした。
 河川敷のグラウンドに下り、
 芝のにおいを嗅ぎながら、白く藪を縫うけもの道へ。
 バッタの飛び交うなか、草いきれをにうずもれて見上げる夏の雲と空。
 カサンドラと歩く。
 シャッフルにまかせて。
 今日の空には、
 マイルス・デイビスのトリビュートアルバムが、ことのほか良くなじんで。


 Sky And Sea.(Blue In Green.)
 Time After Time.
 Seven Steps To Heaven.
 

 それは、
 どこか静かで。
 澄んで。
 にもかかわらず、
 わくわくするほどたのしくて、
 やさしく。
 でもって、つよい。
 確かな風通しがあって、
 そこかしこにみずみずしい生命が満ちているような。
 たとえばいたずら好きの精霊たちが棲む森を行くように。
 そして、
 そして、
 そんなこの日は、










 終戦記念日である。







 お盆とこの日がかぶるのは、単なる偶然ではないのでは、と思う。




 歩け、
 歩け、
 人は見えない未来に背を向けて、
 遠ざかる過去と相対しながら、
 後ずさりして進んでいくのだ。
 





 おいっちにっ。
 おいっちにっ。

















 ☾☀闇生☆☽


 出会いがしらにごっつんこしたら、ごめんよ。