NHKで始まったシリーズ『プロジェクトJAPAN』。
 これ、案の定、べたべたの反日番組だったようですな。
 (6日付け産経新聞、『断層』潮匡人。及びSAPIO 5/13号、林建良などの記事による。)
 その辺のとこは、いよいよもって社風にまで臭ってきているので、あたしゃ観ないようにしていましたが。
 反日台湾を捏造した先の放送には、台湾を含む各方面の知識人からの批判が寄せられているという。
 さもありなん。
 日本李登輝友の会からの番組への公開質問状にも、誠意ある回答がなく。
 せいぜい見解の不一致という優等生ぶった落とし込みにすぎない。
 んなこと言っても、取材を受けた当事者たちが、


「騙された」


 と言ってるんだから、無視しちゃいかんわな。
 被害者が出たということだ。
 しかもこのシリーズ、三年続くという。
 言わずもがな、受信料を徴収しながらね。
 おそらくはその偏向の姿勢は変らないだろう。
 偏向に気づきもしないだろう。
 頑として戦時中は暗黒だったとキャンペーンを張りつづけることだろう。
 日本は悪いこと『だけ』をしたのだと。
 俺たちゃ極悪人の子孫だぞと。
 そこへきて、司馬遼太郎の『坂の上の雲』のドラマ化が控えているという、その自虐プログラムの周到さ。
 とくれば、原作にあった東京裁判史観を、これ見よがしに強調してくるに違いない。
 例の、明治まではマシだった。昭和になって魔法にかかったように暴走したというあれね。


 なんてドMなんだ。


 そんなプロジェクトである。
 日台の親交を邪魔立てして得をするのは、さてどこでしょーかと。
 

 臭います、臭います。


 ちなみに上で触れた林建良(りんけんりょう)の文章に耳の痛いくだりがあって。
「彼ら(日本統治時代の台湾住民)に恨みがあるとすれば、それは日本による統治にではなく、台湾人に相談もなく台湾を勝手に捨て、その後は見向きもしない戦後日本に対してだ」
 加えて番組に出た元日本兵の台湾人はこう罵倒する。
「我々をみなしごにした」


 いたたたたたた。

 
 長崎の原爆の直後、
 その救援に出動した経験を持つ元軍人さんにお話を聞いたことがある。
「科学爆弾が落とされた模様」
 たったそれだけの情報で救援の命令が下り、諫早からジープでかけつけた。
 絶え間なく黒い灰が降り続けるなか、瓦礫の下から負傷者を救出したという。
 彼には台湾に戦友が居て。
 それは当時日本兵として戦った台湾人たちで、いまでも交流をもっていると。
 あたしゃその集まりの会報誌を見せていただいたことがある。
 もし本当に台湾が反日一色だったなら、そんなつながりはとっくの昔に切れてるね。


 朝鮮半島とは事情が違うのだよ。
 ドMめ。




 ☾☀闇生☆☽


 台湾。
 戦後共産党との戦いに敗れて逃げ込んできた国民党が『外省人』。
 んで、
 彼らに国を乗っ取られた先住の台湾人が『本省人』。
 基本的に前者が反日で、日本の統治を経た後者が親日と云われます。
 その辺の事もきちんと番組にされていたのだろうか。
 なんかね、シーアもスンニもひとまとめに『イラク人』と報道するやっつけ感に似ていて。
 『中国人』というくくりもそうだけれど。
 そういうやっつけには、警戒せんとね。