平成二十七年睦月の章。

安倍叩き、というのがよくわからんのよ。あたくしは。 たぶん日勤〜夜勤〜日勤の完徹による睡眠不足の脳みそのせいではない、と思ふ。 要は「テロリストのご機嫌を損ねたから」叩いているの? どうすりゃよかったっていうんだろう。 テロリストに優しい政治…

われわれ日本人は平和を願う国民だ。……て? その『平和』は『日本人にとっての平和』を言っているにすぎないのでは? 誰にとっての平和よ。 その価値基準は、どこよ。 テロも戦争もそれぞれの国や文明、信教としての『自分にとっての平和』のためにおこって…

西へ行くと山があり、生い茂る新緑に庇われるように渓流がその斜面を縫っている。 母はその水辺の木陰で、楽しげに山菜をとっていた。 どうやら風景のスケッチがてらに、友人たちと遊んでいるようだった。 引き返して東へ行くと海。 眩しいほど白く晴れた砂…

生まれて初めて漫画喫茶の門を叩く。 早く終わった夜勤から翌日勤までの束の間。 フラットスペースでまどろんだ次第。 辛うじて足をのばせる一畳くらいのブース。 パソコンとクッションチェア。 どこか反省房のような。 天井が無く、パーテーションで区切ら…

ミーは、おフランス帰りざます。 風刺? 表現の自由? はて、その自由とは誰にとっての自由だろう。 原発事故がらみで手足が三本ずつになった力士たちが相撲をとっている、日本を風刺(?)した漫画はお咎めなしで。 そして異郷の宗教は容赦なくこきおろすと…

今夜から三連投っす。 夜勤→日勤→夜勤っす。 ちょっとしたサバイバルっす。 合い間をどう過ごすかで、ストレスの差が出るなあ。 冬の雨の夜っていうとこが、そういう意味じゃ酷よねえ。 んで、それをどうにかして愉しんじゃう能力こそが、強さなのよねえ。 ☾…

夜勤現場への道中、移動の車内で名物(迷物)隊員Sさんとご一緒することに。 ここぞとばかりに身の上話を聞く。 五十路半ばを越え、前職は工場勤務の職人さんだといふ。 モデルガンマニアで、その熱い想いをつのらせるあまりに離れがたくなり、現場にこっそ…

現場上がりにクリームパンを、いただく。 あまりにおいしいので、とあるパン屋にわざわざ並んで買ってきたという。 一日に限定数しか作らず、 てか作れず、 閉店を待たずしてすぐに売り切れてしまうといふ逸品。 彼の言葉を借りれば「感動的なおいしさ」との…

それも無駄に長い人というのが、いる。 いますとも。 大概において彼は人が良い。 心配性で、 慎重派で、それゆえ打ち合わせは執拗だ。 しかもその話し方は立て板に水というような流暢なものでも、 また脱線から脱線を継いでリンクからリンクへ、連想から飛…

昨晩の現場からはスカイツリーが見えていた。 昼の姿は武骨で、 味もそっけもないカタブツだが、 雨の夜のライトアップされた姿は東京タワーの艶やかさには遠くかなわないものの、まあ悪くもない。 目配せしつつ、誘導灯を振る。 今夜も同じ現場。 よろしく…

夜勤明けで始発を待つ新宿。 わずか数時間のために漫喫やネットカフェを利用するのもどうかと。 といってマックに行くとその時間帯はテイクアウト・オンリーという貼紙が……。 無情なり。 仕方なく南口の紀伊国屋一階、漫画フロア前のベンチに座る。 ホームレ…

未明のラジオについて、ベテランと語り合う。 余計なべしゃりは割愛して、ただ淡々とその日その日のテーマ性にのっとって選曲されていく名曲たち。 アイドル崩れやかけだしお笑いなんかのくっちゃべりではなく、あくまで音楽がメインのプログラム。 ラジオが…

休憩なしで働くことを美徳とするのは、別にいいさ。 見上げたもんだし、勝手にしろだ。 ただそれはあくまで自分個人で完結している範囲内でのことで。 チームであり、あなたが仕切りである以上は、他者がそれに巻き込まれることを念頭にしてね。 最低でも、…

現場まで、 大先輩のご厚意に甘えた形の軽トラの助手席、1時間半か。 往復1000円越えの交通費の電車、1時間にするか。 往復3時間で拝聴する、ベテランの貴重な経験談か。 北方謙三の『楊令伝 八』か。 シート倒せない腰の痛みか。 立ちっぱなしに続く乗り換…

お役所の検査がらみの現場。 その役所さん、役人にしては珍しく腰が低い。 愛想もいい。 むろん若さゆえの謙虚さなのだろうけれど、いちいちケービのあたしに許可を求めつつお動きなさるのには閉口。 てか苦笑す。 なんかえらそーに見えたのでしょーか。 現…

五日から再開した規制現場。 本日も予定されていたが、夜になって人員を減らされために仕事にあぶれてしまった。 常駐者たちと待ち合わせ場所まで打ち合わせていたというのに、残念である。 朝食は蕎麦。 賞味期限をお迎えになったモヤシとえのきの混浴にて…

アントワン・フークア監督作『クロッシング』DVDにて 三者三様。本来関係の薄い三人の刑事が、人生の岐路で交錯した。 舞台はNY。 最多人口過密地区であり犯罪多発地帯でもあるブルックリンでのことである。 エディ(リチャード・ギア)。 定年退職を一週間…

年末に『ホテル・ルワンダ』をDVDで観た。 その感想を書きあぐねているうちに、とうとう年を越してしまった。 ルワンダのフツ族がツチ族を標的にした実際の民族浄化事件を取り上げていた。 虐殺される運命にあったツチ族の1200人あまりを匿ったフツ族のホテ…

Bugge Wesseltoft - It's Snowing On My Piano 未明。 いつものように地元の神社に初詣。 しかし、今年はお守り売り場も閉まっていて、かがり火も消えていた。 この未明の闇のなかの静けさと、神域の静謐が好きで毎年この時間を選んでいるのに。 出直そう。 …