平成二十七年弥生の章。

桜にもっとも似合わないのが、例のブルーシートだ。 花見だの、月見だの、雪見だの、 はたまた紅葉狩りだの、鳥や鈴虫の鳴き声音を競うだの、 果ては屁のこき分けを楽しむだの、勝負するだのと、世界にも稀な、多様でデリケートな感受性をもつ国民性だという…

ニンゲンと言うものは、なにかと『価値観を共有』したがる生き物でして。 ひと昔前はテレビがその恰好のネタになっておりました。 お茶の間の夕食どきに家族と観ていても、 あるいは恋人のアパートで、肩にもたれ合ってほっぺたなんか突っつきながら眺めてい…

夜勤が続いている。 休憩は現場の車両のなかでとらせてもらえているので、どーにか寒さは凌げている。 ありがたし。 しかしそのせいで、すっかり本を読まなくなってしまった次第。 車内灯は、暗い。 だもんで、眠い。 食べるか、仮眠ばっかとることになって…

注文しておいたメガネができたので、受け取りに行った。 生まれて初めて買うメガネである。 近所のメガネスーパーにて、諸々込みで5万円ほど。 と、注文してしまってから周囲のメガネたちに報告すれば、 ぎょえっ、 と、フレームから目ん玉を飛びだせつつエ…

花粉がひどい。 いや、花粉はひどい。 昨夜は鼻水しとどに垂れ流れるの態を晒しておった次第であーる。 しかしその花粉もまた、愛しのめしべちゃんに辿りつけずに、あたくしなんぞの粘膜に囚われてしまったのである。 よりによっておっさんの。 その無念に涙…

井上雅彦の『バガボンド』を読みはじめた。 すでに過去の巻のほとんどがブックオフで108円である。 なので、見つけるたびに買い集めている次第であーる。 しかもケービの夜勤明けの朝酌ついでに読むという、まったくもって不届き千万なやつっけかたをしてい…

「もう、ため口でいいっすよ」 さりげなくそう言われた。 異常なまでの自信家の後輩に。 今の現場で、彼とあたしとは担当ポジションが違っていた。 それは分野として異なる、といっていいほどの違いで。 彼にとってあたしのポジションは知識としては齧ってい…

消防署で開かれている『上級救命講習』なるものを受講した。 09時から17時。 間に昼休憩1時間をはさんで。 仕事のケービで、会社からの要請で受けたのである。 2月の時点で年度末までの予約がいっぱいで、一般枠での申し込みとあいなった。 この回の受講生は…

珍しくこの日、若きヘビースモーカーTさんは2台の車に分乗する組み分けを『分煙』対応で考えてくれて、晴れて1号車を喫煙者組に。そして2号車をあたしを含めた非喫煙組にすることができた。 前回、彼がそれをかたくなに拒んだのは、いったいなんだったんだろ…

昨夜の現場。 土砂降りの雨。 レギュラーメンバーのひとりで、連投屋でもあるYさんがお休みだった。 事情は知らないが、他の仲間には何も言わぬままの休暇であった。 その代打としてこの日は別のベテラン氏がかりだされた形で。 場は、とーぜんのように、黙…

嗚呼、ニヒル牛2が今年いっぱいで終了とのこと。 残念である。 みんなに愛された空間が、 大好きな空間が、無くなるのね。 ニヒル牛石川あるの紹介日誌 ディープ いつかきっと、とプリンターの紙詰まりと格闘しているうちに、 日・夜勤の連投に翻弄されてい…